職人の手彫りはんこ

現代では、本人確認をする方法として指紋や角膜などの生体認証が用いられる場面も多くなりました。生体認証では、個人を特定することはできますが、本人の意思を確認したり、残したりすることはできません。はんこを押すという行為には、契約への意思や同意の意思など、本人の思いが込められた重要な意味があります。個人の考え方にもよりますが、100均でも買える安価な三文判と呼ばれる印鑑でそのような意思表示をするのに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。できれば、職人が丹精に手彫りしたこの世にひとつだけの印鑑は自信をもって使いたいものです

職人手彫りのオーダーメイドのはんこは、印材選びからスタートします。用途や目的にあった好ましい書体などについて、じっくりと話し合って決める楽しみがあります。また、最近では、実印や銀行印などのほかに、書道や絵画などのような芸術作品に名前や好きなことばを捺印する落款印を手彫りオーダーする方も増えています。手紙や蔵書、年賀状などの自筆で書いたものに捺印することで、おしゃれ楽しむこともでき、古めかしいはんこのイメージも大きく変わってきます。センスあるシンボルマークとして、目的や楽しみ方がそれぞれにあります。自分の名前に誇りと責任をもつために、一生ものの宝物として、長持ちのする手彫りのはんこを検討されてみてはいかがでしょうか。